「時代を映す 服装標本展」開催のご案内
小白川図書館では、下記の日程で「時代を映す 服装標本展」を開催いたします。
- 会期:7/21(水)〜8/31(火)
- 平日(7/21〜7/30) 8:45〜21:00
- 平日(8/2〜8/31) 8:45〜17:00
- 土日(7/24,25) 10:00〜19:00
- 土日(7/31,8/1,7) 11:00〜18:00
- 8/8(日) 9:30〜16:30(オープンキャンパス)
- 8/25(水) 8:45〜13:00(停電のため)
- 休館日 8/13〜16,21,22,28,29
- 入場料:無料
- アクセス:こちらをご覧ください。キャンパス内マップはこちら。
今年度のオープンキャンパス特別展では「時代を映す 服装標本展」と題した展示を行います。展覧会名にある服装標本とはなんぞや、と思われる方も多くいらっしゃるかと思います。生物の「標本」のような一種の恐さを感じさせるようなものかと思いきや、その実は大変愛らしい人形のような、「服装」の「標本」なのです。
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服装標本は昭和40年代、山形大学の教育学部、技術家庭科の卒業生が卒業制作で作成したもので、1900年から1957年までの約60年間に流行した服装を再現しています。その年々流行のスタイルをそのまま切り取ってきたかのような服装には、スタイルの変遷のみならず、繊維産業・技術の発達と服飾への意識の移り変わりを見ることが出来ます。
服装標本には山形大学の前身校の学生が着用していた制服の標本も含まれており、一部写真と共に同展に出品しています。古き時代の学生生活が垣間見られる史料です。これらの標本は長らく研究室で保管されてきましたが、現在山形大学附属博物館の収蔵品となっています。標本を保管してこられた高木直教授の協力・資料提供のもと、 同研究室所蔵のもんぺ等の研究資料と併せて今回展示の運びとなりました。
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また本展覧会では、標本の対象とする年代にあわせ、当時の出来事に関連した書籍を編年形式で紹介するとともに、当時出版された新聞の縮刷版等の図書館所蔵資料を展示しています。なかでも新聞の縮刷版はその報道記事が時事や世論を伝えるというだけでなく、付随する広告類から民衆の興味関心の矛先を読み取ることが出来るという点でも注目される資料です。技術の発展と意識の移り変わりがあった時代のバックグラウンドを紹介することで、より標本類が臨場感あふれる、生き生きとしたものとして皆様に感じて頂けましたら幸いです。
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皆様のお越しを心よりお待ちしております。
問合せ先:小白川図書ユニット図書チーム(情報サービス担当)
TEL 023-628-4912
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