≫≫ 八  木  文  子  展  開  催 ≪≪

 

本学教育学部美術講師 八木文子氏の銅版画作品を展示公開しています。

版画の素材である紙は、書籍でも馴染み深いものです。

初めての企画展を、ぜひ、ご高覧ください。コンピュータ画像でも紹介しています。ここをクリック。

期間: 2001年5月14日(月)〜6月29日(金)

    開館時間(月〜金:9時〜20時、土:9時〜16時半)内に自由にご覧下さい。

於:   附属図書館 1階閲覧室

「ATOPOS.3 」

平成12年(2000)5・18(木) 産経新聞 夕刊

独創性と強い存在感を

湛えた画面は見るものの心を釘付けにする。
石の間から、彫り起こされたように描かれた面々は、様々な人生経験を重ね、人間として成熟した先人を思わせる。
また、自然の力によって型作られたような、野性味のある石の窪みや傷には、原始の生命力が宿り、先人の強靱な精神を彷彿させる。
ところで、タイトルの「ATOPOS」はギリシャ語で@並はずれたA奇異なB変わったC不条理な等の意味を持つ。
作品の特異性はまるで、精神的に病んだ現代社会を指してるように思える。
生活環境が整い、物が豊かな社会に生きている現代人は、その代償として、豊かな精神を失いつつある。
作品は私たちに、人間の精神のあ在り方について問うているようだ。