平成10年度附属図書館講演会
21世紀に向けた大学図書館のあり方


東京大学附属図書館長 六本 佳平教授

 平成11年3月11日(木)に、事務局棟において、平成10年度の附属図書館講演会として標記の演題で、東京大学附属図書館長の六本佳平教授(法学部)にご講演いただいた。学内からは学長、附属図書館長および分館長、附属図書館協議会委員を含む各学部の教官、事務局長以下役職者、図書館職員等、学外からは県内及び東北ブロックの大学図書館関係者等合わせて60名を越える参加があった。

 講演では、大学図書館の特性や学術情報の電子化について述べられた後、大学図書館の機能変化について言及され、最後に図書館電子化に関わる最近の経営・管理上の課題を、サービス、財務、組織の各観点から述べられた。関連して、3次にわたる米国での大学等の図書館調査活動を踏まえた日米大学図書館の比較論や、大型計算機センター、教育用計算機センターならびに総合図書館の電子図書館担当部門の統合と情報資源の利活用をめざした東京大学の情報基盤センター(平成11年4月設置)についても紹介があった。

 なお、講演後は、研究資料の共同利用のあり方、図書館の管理運営やサービスに関する教官との協力関係のあり方等について熱心な質疑応答があり、本学図書館の改革の方向を探るうえで極めて有意義な示唆が得られた。